松竹双雀葦手鏡
まつたけそうじゃくあしできょう
概要
小形であるが鋳上がりがよい鏡である。本鏡の模様は、『拾遺和歌集』巻第五「賀」所収、斎宮内侍の「承平四年中宮の賀し侍りける屏風に」の歌、「色かへぬ松と竹との末のよを、いづれひさしと君のみぞ見む」を葦手絵にしたものと考えられる。中世を通じて流行した葦手絵が用いられた鏡は数少なく貴重である。
まつたけそうじゃくあしできょう
小形であるが鋳上がりがよい鏡である。本鏡の模様は、『拾遺和歌集』巻第五「賀」所収、斎宮内侍の「承平四年中宮の賀し侍りける屏風に」の歌、「色かへぬ松と竹との末のよを、いづれひさしと君のみぞ見む」を葦手絵にしたものと考えられる。中世を通じて流行した葦手絵が用いられた鏡は数少なく貴重である。
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