鍋島勝茂像
なべしまかつしげぞう
概要
初代鍋島勝茂(1580-1657)の肖像画で、四位以上の大礼服である束帯姿。冠は有文の羅、袍は黒で裾を着け、手には木笏を持つ。箱書に「奉寄進 泰盛院殿御影一幅 恵日山高傳禅寺常住 寛文元辛丑年十月吉日 性空院」とある。性空院は勝茂の嫡女伊勢菊(1620-1680)のことで、多久長門安順の養女にして神代常利(親類)に嫁す。大正14年高伝寺返納品の一つ。なお、鍋島勝茂肖像画はほかに高伝寺に1点、当会に2点ある。
なべしまかつしげぞう
初代鍋島勝茂(1580-1657)の肖像画で、四位以上の大礼服である束帯姿。冠は有文の羅、袍は黒で裾を着け、手には木笏を持つ。箱書に「奉寄進 泰盛院殿御影一幅 恵日山高傳禅寺常住 寛文元辛丑年十月吉日 性空院」とある。性空院は勝茂の嫡女伊勢菊(1620-1680)のことで、多久長門安順の養女にして神代常利(親類)に嫁す。大正14年高伝寺返納品の一つ。なお、鍋島勝茂肖像画はほかに高伝寺に1点、当会に2点ある。
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