相州警衛使用文箱
そうしゅうけいえいしようふばこ
概要
長州藩(萩藩)の相州警衛にさいして使用された文箱。嘉永6年(1853)幕府は長州藩に対し、江戸湾の相模国(神奈川県)側の警備を命じた。これを相州警衛という。この木箱と蓋の内面にはそれぞれ「相模国御備場御用 長州留守居用所」との墨書きがある。このことから長州藩の警衛地と江戸藩邸との連絡用に使われたものと考えられる。文箱は書状などの文書を入れる箱で、相手先に送り届けるのにも用いられた。
そうしゅうけいえいしようふばこ
長州藩(萩藩)の相州警衛にさいして使用された文箱。嘉永6年(1853)幕府は長州藩に対し、江戸湾の相模国(神奈川県)側の警備を命じた。これを相州警衛という。この木箱と蓋の内面にはそれぞれ「相模国御備場御用 長州留守居用所」との墨書きがある。このことから長州藩の警衛地と江戸藩邸との連絡用に使われたものと考えられる。文箱は書状などの文書を入れる箱で、相手先に送り届けるのにも用いられた。
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