仏舎利塔
ぶっしゃりとう
概要
砺波市出身の洋画家・川辺外治による油彩画である。鉢伏山の仏舎利塔周辺を色鮮やかに描いている。この仏舎利塔は、世界の恒久平和を願い、二上山の鉢伏山に建つ高さ12mの九輪の塔である。
画面奥には白い雲が浮かぶ青空、空から続いて画面中央から下は海となる。手前には左手から道が続く小高い山(鉢伏山)、そしてその頂上に白い仏舎利塔が雲を背に描かれる。下半分は多くの緑や赤土の地面が描かれ、全体的に明るい色彩で仕上げられる。画面右下に「S.KAWABE1964」のサインがある。