桜ヶ丘11号銅鐸
さくらがおか11ごうどうたく
概要
桜ヶ丘11号銅鐸
さくらがおか11ごうどうたく
弥生時代中期/紀元前200年頃〜紀元後100年頃
青銅
総高44.5㎝、重量4.13㎏
1口
来歴:
参考文献:
・石野博信・檀上重光・喜谷美宣・井上洋一・北井利幸・橋詰清孝・関野豊(編)「国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈発見50周年記念事業の概要」(『神戸市立博物館研究紀要』第33号) 2017
・石野博信・檀上重光・喜谷美宣・井上洋一・北井利幸・橋詰清孝・関野豊(編)「国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈発見50周年記念事業の概要」(『神戸市立博物館研究紀要』第32号) 2016
・橋詰清孝「国宝 桜ヶ丘銅鐸・銅戈の保存・保護を目的とした総合診断調査について-最先端の精密計測技術を活用した九州国立博物館との共同研究の取り組み」(『神戸市立博物館研究紀要』第30号) 2014
・神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
国宝
扁平鈕2式 四区袈裟襷文銅鐸
14個のうち、最初に発見された銅鐸とされ、鈕内縁や身に残るツルハシによる損傷が顕著です。鰭には3対の飾耳があり、裾が大きく開く形態が特徴的です。11号鐸では渦巻文が欠落していますが、ほぼ同規格の渦森(うずがもり)銅鐸(東灘区)と製作との親縁性が窺われます。
【古代の神戸】