桜ヶ丘5号銅鐸
さくらがおか5ごうどうたく
概要
桜ヶ丘5号銅鐸
さくらがおか5ごうどうたく
弥生時代中期/紀元前200年頃〜紀元後100年頃
青銅
総高39.2㎝、重量2.62㎏
1口
来歴:
参考文献:
・石野博信・檀上重光・喜谷美宣・井上洋一・北井利幸・橋詰清孝・関野豊(編)「国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈発見50周年記念事業の概要」(『神戸市立博物館研究紀要』第33号) 2017
・石野博信・檀上重光・喜谷美宣・井上洋一・北井利幸・橋詰清孝・関野豊(編)「国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈発見50周年記念事業の概要」(『神戸市立博物館研究紀要』第32号) 2016
・橋詰清孝「国宝 桜ヶ丘銅鐸・銅戈の保存・保護を目的とした総合診断調査について-最先端の精密計測技術を活用した九州国立博物館との共同研究の取り組み」(『神戸市立博物館研究紀要』第30号) 2014
・神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
国宝
扁平鈕2式 4区袈裟襷文銅鐸
4号銅鐸と比べて、やや小ぶりで、スマートな形態です。袈裟襷文で区画した表裏の4画面ずつに、人や動物などのさまざまな弥生時代のシーンが描かれています。人物の表現内容やこれまでの風習などから見て、「○」頭の人物は男性、「△」頭の人物は女性と考えられます。5号銅鐸は4号銅鐸とともに、瀬戸内東部地域での製作と推定されています。
【古代の神戸】