剣吉諏訪神社御輿
けんよしすわじんじゃみこし
概要
剣吉諏訪神社御輿
けんよしすわじんじゃみこし
青森県
江戸時代/1771
台輪・堂・屋根・高欄の四つの部位によって構成される木造の神輿である。組物・軒桁・隅木・垂木・茅負・裏甲と高欄・笠木を除く鳥居全般のみを朱塗りとするが、基本的に木部は全面黒色塗りである。各所に施された飾金物はいずれも彫金で、色調は金色、地紋は唐草である。
【御輿本体大きさ】
幅 1012×長1012×高1956mm
(幅長とも台輪外面間、高轅台下端~孔雀頂部)
台輪 幅1012×長1012×高154mm
轅 幅123×長3484×高140mm(轅両端幅111×高108mm)
堂 幅494×長494×高671mm
(幅長とも堂柱芯々、高台輪天端~平台輪天端)
屋根 幅1010×長1,010×高3451mm
(幅長とも破風外面間、高軒桁下端~露盤下端)
幅1223×長1233mm(幅長とも蕨手外面間)
露盤 幅206×長206×高105mm
孔雀 高540mm
高欄 幅962×長962×高170mm(幅長宝珠柱芯々、高宝珠柱長)
【飾り箱大きさ】
高さ 62.4㎝
幅 64.4㎝
長さ 95.5㎝
1基
青森県三戸郡南部町大字剣吉字上町44-1
南部町指定
指定年月日:20191120
剣吉諏訪神社は南部町剣吉の代表的な神社であり、戦国大名南部氏の重臣北氏の居城であった剣吉城跡(現南部町立剣吉小学校)のふもとに鎮座している。剣吉諏訪神社では江戸時代以来、年間を通じて様々な行事が執り行われており、年番記録等によって現在まで受け継がれてきた。
神社には祭りの起源を示す数多くの資料が残っており、神社関係者の努力により保存されている。神社の祭具は現在でも名川秋まつりの神社行列等で使用されている。剣吉諏訪神社の祭りは、明和9年(1772)から御輿行列を仕立てて村を練り歩く形になったことが判明している。
宗教法人 諏訪神社
有形民俗文化財
剣吉諏訪神社は南部町剣吉の代表的な神社であり、戦国大名南部氏の重臣北氏の居城であった剣吉城跡(現南部町立剣吉小学校)のふもとに鎮座している。剣吉諏訪神社では江戸時代以来、年間を通じて様々な行事が執り行われており、年番記録等によって現在まで受け継がれてきた。
神社には祭りの起源を示す数多くの資料が残っており、神社関係者の努力により保存されている。神社の祭具は現在でも名川秋まつりの神社行列等で使用されている。剣吉諏訪神社の祭りは、明和9年(1772)から御輿行列を仕立てて村を練り歩く形になったことが判明している。