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近畿日本鉄道旧東信貴鋼索線車両

きんきにほんてつどうきゅうひがししぎこうさくせんしゃりょう

概要

近畿日本鉄道旧東信貴鋼索線車両

きんきにほんてつどうきゅうひがししぎこうさくせんしゃりょう

その他 / 近畿 / 奈良県

藤永田造船所

奈良県

昭和/1933

車両:三扉の鋼製車で、車輪の直径は前後とも共通の600㎜。集電装置として2つのパンタグラフが付いており、テオドルベル式の車両自動ブレーキ装置となっている。座席は昭和29年(1954)9月にロングシートからセミクロスシートに改造されている。
車輪:平車輪と溝車輪の一対。
コントローラー:日立製作所製で、中央部にレバーが付属しており、左右に回すことで巻上機を制御していた。

車両:最大寸法10,380×2,405×4,075㎜ 自重10トン
車輪:直径600㎜、平車輪幅250㎜、溝車輪幅105㎜
コントローラー:515×310㎜

コ9形9車両 1両、コ9形10車両車輪 1組、巻上機用コントローラー 1台

奈良県生駒郡三郷町勢野西1丁目4番

三郷町指定
指定年月日:20200328

三郷町(車輪、コントローラーについては近畿日本鉄道㈱)

有形文化財(美術工芸品)

開業当初の車両の後継として昭和8年(1933)2月に製造された車両が、藤永田造船所製の2車両(コ9形)で、車両番号が3度も変わっている。昭和16年(1941)9月11日付でA・B→1・2に変わり、信貴生駒電鉄㈱が近畿日本鉄道㈱に合併されてから1・2→9・10となった。これは同一番号がすでに生駒鋼索線で使用されており、西信貴鋼索線の7・8の追番として設定されたためである。集電装置は元々のポール式をパンタグラフ式に変更しており、車体・台車は昭和35年(1960)に近畿車輛で更新修繕されている。廃線後は、コ9形10の車軸及び巻上機のコントローラーは近鉄信貴山下駅構内に保存され、コ9形9は三郷町に無償譲渡され三郷町立三郷北小学校内に保存展示された。

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キーワード

車輌 / 車体 / 鉄道 /

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