蓮鴨蒔絵額
はすかもまきえがく
概要
磨き上げられた黒漆塗の地に研出(とぎだし)蒔絵や蒔暈(まきぼか)しを駆使して、水面の揺らめきを表現している。蓮の実は錆(さび)上げで枯れたさまを表わし、雌雄の鴨は高蒔絵で量感を表現しながら、羽毛を精緻に描き分ける。モチーフの質感表現を追求した是真(ぜしん)の技巧が、いかんなく発揮された大作である。
はすかもまきえがく
磨き上げられた黒漆塗の地に研出(とぎだし)蒔絵や蒔暈(まきぼか)しを駆使して、水面の揺らめきを表現している。蓮の実は錆(さび)上げで枯れたさまを表わし、雌雄の鴨は高蒔絵で量感を表現しながら、羽毛を精緻に描き分ける。モチーフの質感表現を追求した是真(ぜしん)の技巧が、いかんなく発揮された大作である。
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