屈折像土偶
くっせつぞうどぐう
概要
土偶は直立したものが主体であるが、縄文時代後期から晩期の東北地方では、本例のように座ったような姿勢をとる土偶も少数知られている。その姿勢は、祈りの姿勢、休憩姿勢、座って出産する座産の姿勢ともいわれており、縄文時代の土偶祭祀を考える上で大変興味深い。本品は、体部を球形に表現しており、屈折像土偶の中でもデフォルメが著しい。
くっせつぞうどぐう
土偶は直立したものが主体であるが、縄文時代後期から晩期の東北地方では、本例のように座ったような姿勢をとる土偶も少数知られている。その姿勢は、祈りの姿勢、休憩姿勢、座って出産する座産の姿勢ともいわれており、縄文時代の土偶祭祀を考える上で大変興味深い。本品は、体部を球形に表現しており、屈折像土偶の中でもデフォルメが著しい。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs