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手燭

てしょく

概要

手燭

てしょく

民俗

幅21.2cm×奥行10.0cm×高さ12.7cm

1

富山県高岡市古城1-5

資料番号 2-01-03-39

高岡市蔵(高岡市立博物館保管)

蝋燭を立てて手に持って携行する燭台であり、手燭と呼ばれるものである。受皿を支える枠が自由に回転するので、立てて長押などに掛けて使用する「掛燭」にもなる。


<手燭>
 蝋燭を立てて持ち運ぶ移動用の燭台。多種多様な形式があり、主に鉄・真鍮・銅などの金属製が多く、陶磁製もあった。長柄手燭は、蝋燭を立てる突起と受皿、三脚からなり、足の一つは柄を兼ねている。また、受皿を支える枠により自由に回転して掛燭台になるものもある。そのほか、受皿が椀の形をした椀形手燭をはじめ、皿形手燭、箱形手燭、組立式手燭、雪洞手燭などがある。

参考文献
・日本民具学会編『日本民具辞典』(ぎょうせい、1998年)
・『[絵引]民具の事典』(河出書房新社、2008年)

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キーワード

/ ぎょうせい / / 使用

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