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梅樹小禽図

バイジュショウキンズ

概要

梅樹小禽図

バイジュショウキンズ

絵画

縦:86.6cm 横:38.8cm

1幅

 遮莫の伝歴については長らく不明とされてきたが、同じころ(十五世紀末~十六世紀初)に同じ「月船」と号した画家、宗継と同一人物であった可能性が高い。宗継は幕府の御用絵師・宗湛(俗姓は小栗)の子で、はじめ相国寺の亀泉集証の弟子であったが、やがて還俗。専門絵師の道を歩み始めたことが知られる。水墨の山水、人物画を手掛ける一方、着色花鳥図も得意とし、亀泉の私寮・松泉軒には父の先輩格・周文の花鳥図屏風を参考に描いた花鳥図襖が設えられていたという。双方とも今は失われてしまったが、本図はそれをしのぶよすがともなるものである。

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キーワード

/ 絵師 / 山水 /

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