妙法蓮華経巻第三
ミョウホウレンゲキョウカンダイ3
概要
上元二年(675)十二月以降、閻玄道(えんげんどう)が写経使をしていた長安の写経場において製作された『法華経』のうちの一巻。奥書にある写経列位によって本巻が長安における宮廷写経最盛期のものであることが窺われるし、当時の写経場の組織を知り得る貴重な資料にもなっている。上質の麻紙に書手趙玄祥の気品のある楷書の経文が書写されている。
ミョウホウレンゲキョウカンダイ3
上元二年(675)十二月以降、閻玄道(えんげんどう)が写経使をしていた長安の写経場において製作された『法華経』のうちの一巻。奥書にある写経列位によって本巻が長安における宮廷写経最盛期のものであることが窺われるし、当時の写経場の組織を知り得る貴重な資料にもなっている。上質の麻紙に書手趙玄祥の気品のある楷書の経文が書写されている。
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