桐鳳凰唐草蒔絵櫛
きりにほうおうからくさくし
概要
鼈甲製、新牡丹形の挿櫛である。新牡丹形は弘化年間（1845～48）に流行したとされる。黒漆地に平蒔絵で唐草を表し、高蒔絵で桐と鳳凰を表している。花柳章太郎（1894～1965）の旧蔵品で平成15年（2003）に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。
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