子供とその母

油彩画 

富田温一郎 (1887-1954)
トミタ、オンイチロウ
昭和3年/1928
油彩・キャンバス・額・1面
95.0×128.0
右下に署名、年記
9回帝展 東京府美術館 1928

14
雪柳と海芋に波斯の壷
Flowers in a Persian Vase
1956年
油彩・麻布
80.5×65.5cm
左下に署名:Zenzaburo Kojima
1956年 第2回現代日本美術展
3年問にわたる滞欧生活を終え帰国し、ヨーロッパ絵画に追随することに疑問を抱いた児島にとって、その後の課題は「日本固有の油絵」をきずきあげることであった。その後の作品をみると、琳派や南画などの日本の伝統絵画の装飾性や主観性に学びつつ、日本の自然を表現しようとしたことがわかる。ただし、過去の芸術を参照するにしても、その様式を表面的にとりいれるのではなく、より本質的な美しさを自らの油彩表現にいかすことが重要であった。その意昧で、戦後に描かれた《アルプスへの道》(1951年、東京国立近代美術館所蔵)は、そうした美意識からうまれた代表作となった。また、戦後は健康上の理由から、屋外での制作が制限されたため、室内で可能な静物画がたびたび描かれるようになり、この作品もそうした時期に描かれた1点である。テーブルに敷かれた布の白、赤、茶の縞模様は、壷に生けられた花々の華やかさに負けるともおとらず鮮やかであり、背景の緑と響きあい、装飾的な画面となっている。同時に、布の斜線と奔放にのびる雪柳は、中央の壷を支点として絶妙な安定がたもたれている。

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