四阿屋神社の御田舞
あずまやのおんだまい
概要
四阿屋神社の境内の舞台で、言立て、長、鼓、田打ち、種蒔き、田打ち、打踏み、鬼舞の八番の演目が順次演じられる。現在は十月二十日に近い日曜日があてられる。言立ては扇を持った言立て役が御田舞の来歴をのべる。長は座奉行を左右に従え、勅使役として床几に腰をかけ、開始を宜する。彼は警蹕の声とともに鼓打ちが立ち、歌を歌いつつ、鼓を打つまねをする。田打ちは木鍬をとり前に出て、わずかな振りで歌う。種蒔きは言立て役の少年から受け取った種入れの箱を持って、歌いながら種蒔きの所作をする。再び田打ちがある。代踏みは田童と代掻き棒を持った代踏み役が一周して正面を拝する。鬼舞は斧(後に素手)を持った鬼が鼓、太鼓、拍子木に合わせて踊る。
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国指定文化財等データベース(文化庁)