Sokoujiteien

總光寺庭園

Details

Sokoujiteien

總光寺庭園

名勝 / 東北

山形県

酒田市

指定年月日:19960329
管理団体名:

史跡名勝天然記念物

 松山町は、日本海沿岸の酒田市街から東南東へ最上川沿いに約一二キロメートル、江戸時代庄内藩の本拠鶴岡市街から北北東へ約一七キロメートルの山稜西麓に位置する。
 江戸時代、庄内藩主酒井家の松山支藩の城下町として栄えことが、今も町の中心の公園や学校敷地などにうかがうことができる。
 曹洞宗禅宗寺院である洞瀧山總光寺は、町の東部山裾に正面を西に向けて境内を構えている。参道両脇には県指定天然記念物の「きのこ杉」が並ぶ。江戸時代を通じての歴代住職の手入れによりきのこ型の樹冠をもち、独得の景観を呈している。文化八年(一八一一)再建の山門を入ると正面に本堂(瑠璃光殿)および右手に本堂と曲折れに接する庫裏を見る。いずれも宝暦十一年(一七六一)の再建である。庭園は、本堂・庫裏の裏側に位置する。
 總光寺は、至徳元年(一三八四)、陸奥国胆沢郡報恩山永徳寺の高僧月庵良圓禅師により峰の頂に薬師仏一体を祀り開山としたと寺史が伝えている。以後、戦乱等により被災・再建の歴史が続いてきたが、江戸時代には庄内松山支藩酒井家の加護を受け、安定した一山経営が続けられてきた。現在の寺観は、庭園を含めて宝暦六年(一七五六)の被災後の再建を基にしている。
 庭園は、庫裏の書院の間からの座観を基本とした築山林泉庭である。書院の間からの真東を望めば、左手上方に最上段の滝石組が水を落としており、中央の築山脇を流れで過ぎて池に注いでいる。池中には、書院の間正面に平坦な中島を設けており、池水を南西隅の池尻から庫裏脇に落としている。最上段の滝石組は、高さ約一・五メートル、幅一メートル強の板石を…

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