紙本墨画淡彩弄玉仙図〈岩佐勝以筆〉 しほんぼくがたんさいろうぎょくせんず

日本画 / 江戸 / 関東 

岩佐勝以
江戸
1巻
重文指定年月日:20090710
国宝指定年月日:
登録年月日:
国宝・重要文化財(美術品)

 本図は童女を侍らせた弄玉仙が桐の樹の下で簫という楽器を奏で、上空に鳳凰が舞う様を描く。弄玉仙とは、中国春秋時代の秦の女性。簫史という仙人から、鳳凰の声のような簫の吹き方を学び、彼女が簫を吹くと鳳凰が飛来したという。
 岩佐又兵衛勝以(1578~1650)は近世初期に活躍した風俗画家で、本図はその代表作であり、後半生の基準作でもある旧金谷屏風のうちの一図である。彩色の使用を極度に抑え、墨による密度の高い描写を見せる。淡墨を主体とした柔らかい筆致に特質があり、肥痩のある線を美しく用いた漢画系人物画の優品である。

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