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漁場建築佐藤家

りょうばけんちくさとうけ

概要

漁場建築佐藤家

りょうばけんちくさとうけ

住居建築 / 明治 / 北海道

北海道

明治時代/1870

寿都町字歌棄町有戸163

ニセコバス有戸バス停から徒歩3分、寿都町教育委員会 0136-62-2100、事前に教育委員会に連絡して下さい。

北海道指定有形文化財

・この建物は、正面を海岸に向けて、国道229号線に接して建っています。建築年代は、佐藤家の口伝では明治3年(1870)とされていますが、その外形の洋風建築形式から明治10年代と推定されています。
・外観は、和洋折衷様式で、外壁は西洋風の下見板張りを基調としています。二階正面には櫛形の飾りを付けた上下スライドのガラス窓を設け、一階正面には縦の組子を少しせばめたたてしげ格子と下見板張りの玄関を配置しています。屋根には、洋風の六角窓の煙出しと、和風の煙出しとが設けられています。
・この建物は、よくいわれる鰊御殿とは違って漁夫の宿泊部がないのが特徴的で、保存状態がよく、規模・建築様式・構造などの点で現存する漁場建築の中で代表的な遺構です。

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キーワード

北海道 / 漁場 / バス停 / バス

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