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絹本著色春靄起鴉図〈岡田半江筆/〉

けんぽんちゃくしょくしゅんあいきあず

概要

絹本著色春靄起鴉図〈岡田半江筆/〉

けんぽんちゃくしょくしゅんあいきあず

絵画 / 江戸 / 関東 / 埼玉県

岡田半江

埼玉県

江戸/1841

1幅

埼玉県比企郡川島町大字白井沼675

重文指定年月日:19790606
国宝指定年月日:
登録年月日:

公益財団法人遠山記念館

国宝・重要文化財(美術品)

岡田半江(一七八二/天明二年-一八四六/弘化三年)は江戸時代後期の文人画家【ぶんじんがか】で、本図の描かれた天保十二年は半江六十歳で晩年にあたる。図上の賛によると本図は、中国明【みん】時代の文人画家董其昌【とうきしよう】の「暁靄起鴉図【ぎようあいきあず】」にならって描いたものという。筆致と構図を繊細に整え、洗練さを加えた画風は後期文人画の特色をよくそなえたもので、半江の代表作にあげられる。

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