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旧第五高等中学校 本館

だいごこうとうちゅうがっこう ほんかん

概要

旧第五高等中学校 本館

だいごこうとうちゅうがっこう ほんかん

近代その他 / 明治 / 九州 / 熊本県

熊本県

明治/1889

煉瓦造、建築面積921.6m2、二階建、桟瓦葺、背面木造裏玄関付

1棟

熊本県熊本市黒髪二丁目40番地1号

重文指定年月日:19690819
国宝指定年月日:

国立大学法人熊本大学

重要文化財

 旧第五高等中学校は、明治21年2月着工、同22年12月に竣工した煉瓦造の学校建築の遺構である。設計は当時文部技師であった山口半六と久留正道が行っている。
 本館と化学実験場は、赤煉瓦に安山岩の帯を配した清楚な意匠でまとめられる。表門は、門柱に安山岩の帯を五段に入れ、建物と意匠をそろえる。
 旧高等中学校で現存するものには、ほかに第四高等中学校本館(石川県金沢市、明治24年、重要文化財)があるが、第五高等中学校には三棟がそろって現存し、当時の学校施設の規模を知る好資料である

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