銅造仏頭(旧山田寺講堂本尊)
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概要
山田寺仏頭の名で親しまれている銅造丈六像の頭部である。天武天皇十三年(六八五)山田寺講堂本尊として製作されたが、鎌倉初期興福寺東金堂に移され、後五重塔の雷火に類焼し、頭部のみが僅かに難を免がれた。球形の輪郭と鋭い稜線によって表わされた目鼻立ちは若々しい生命感に満ち、かなり破損はしているが、わが国上代彫刻中見のがしえない魅力にとむ作品である。
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国指定文化財等データベース(文化庁)どうぞうぶっとう
山田寺仏頭の名で親しまれている銅造丈六像の頭部である。天武天皇十三年(六八五)山田寺講堂本尊として製作されたが、鎌倉初期興福寺東金堂に移され、後五重塔の雷火に類焼し、頭部のみが僅かに難を免がれた。球形の輪郭と鋭い稜線によって表わされた目鼻立ちは若々しい生命感に満ち、かなり破損はしているが、わが国上代彫刻中見のがしえない魅力にとむ作品である。
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