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石造観音菩薩立像

概要

石造観音菩薩立像

彫刻 / / 関東 / 東京都

東京都

隋/585

1躯

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19780615
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

白玉(白大理石)の一石から像身を丸彫とし、屈臂の左手等は臂で〓立矧付とする。これを白玉一材製の台座上にたて、総高は三メートルに及ぶ。すこぶる長身にみえる体躯は微妙な肉付けを排し、天衣や裳の衣褶など極めて薄めに、しかも図式的に刻み、両臂から垂下する天衣の端も体側にぴったりと沿って直截な輪郭を形成する。製作は開皇五年(五八五DA)と知られ、河北白玉造像中隋代における記念すべき造像資料といえよう。

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