石造観音菩薩立像
作品概要
白玉(白大理石)の一石から像身を丸彫とし、屈臂の左手等は臂で〓立矧付とする。これを白玉一材製の台座上にたて、総高は三メートルに及ぶ。すこぶる長身にみえる体躯は微妙な肉付けを排し、天衣や裳の衣褶など極めて薄めに、しかも図式的に刻み、両臂から垂下する天衣の端も体側にぴったりと沿って直截な輪郭を形成する。製作は開皇五年(五八五DA)と知られ、河北白玉造像中隋代における記念すべき造像資料といえよう。
白玉(白大理石)の一石から像身を丸彫とし、屈臂の左手等は臂で〓立矧付とする。これを白玉一材製の台座上にたて、総高は三メートルに及ぶ。すこぶる長身にみえる体躯は微妙な肉付けを排し、天衣や裳の衣褶など極めて薄めに、しかも図式的に刻み、両臂から垂下する天衣の端も体側にぴったりと沿って直截な輪郭を形成する。製作は開皇五年(五八五DA)と知られ、河北白玉造像中隋代における記念すべき造像資料といえよう。
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