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紙本金地著色関屋図〈伝俵屋宗達筆/六曲屏風〉

概要

紙本金地著色関屋図〈伝俵屋宗達筆/六曲屏風〉

絵画 / 安土・桃山 / 関東 / 東京都

俵屋宗達

東京都

桃山

一隻

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19790606
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

 俵屋宗達は、古典物語に取材した作品を好んで描いているが、本図の画題も源氏物語の関屋に拠ったもので、関の手前に車を止めて遙かに源氏一行を偲ぶ空蝉【うつせみ】の側を描き、単純化された構図の中に古典の情感溢れる名場面を再現している。
 制作年代については、烏丸光広【からすまみつひろ】の書体やその花押からみて、およそ寛永十年(一六三三)以降より、その歿年である寛永十五年(一六三八)七月までの間と推定される。

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