盛合氏庭園 もりあいしていえん

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東北 

岩手県
岩手県宮古市
登録年月日:
管理団体名:
登録記念物

 盛合氏は,近世から近代に宮古地方の漁業・廻船業(かいせんぎょう)などを通じて成長を遂げた三陸地方随一の豪商である。盛合氏の居宅は,宮古湾へと注ぐ津軽石(つがるいし)川の河口部に近い漁村集落の中心部に位置し,敷地には門・主屋(しゅおく)・離れ,4棟の蔵などの建造物のほか,主屋の南に面して池泉(ちせん)庭園が残されている。
 主屋の10畳座敷から深い軒を持つ庇(ひさし)を介して南に広がる池泉庭園は,寛政(かんせい)9年(1797)の藩主南部(なんぶ)利敬(としたか)による領内巡視に際し,居宅が宿所(しゅくしょ)として使用されたのを契機に完成したものである。
 享和(きょうわ)元年(1801)には,測量調査旅行の途上にあった伊能(いのう)忠敬(ただたか)が滞在した。18世紀末期から19世紀にかけて,当地に伝わった庭園文化を知る上で意義深い事例である。 

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