銅五鈷鈴 どうごこれい

工芸 / 奈良県 

南北朝~室町時代 14~15世紀
銅製 鋳造
総高14.8 鈴身高6.7 口径6.4
1口

 小ぶりの銅五鈷鈴(どうごこれい)。鈴身(れいしん)は裾広がりのベル形で、細みである。縁は一段高く作り、身の側面の上部と下部に子持ち紐帯をめぐらしている。肩口には一本の幅広の紐帯を陰刻している。鬼目(きもく)は横長二重圏で、突起は小さい。蓮弁帯は立体感に乏しく、主に線刻で細部を表現している。鈷(こ)は大人しい造形ながら端正な形を見せている。脇鈷(わきこ)に樋(ひ)を浅く線刻している。ベル風の鈴身の形、立体感の乏しい二重弁の蓮弁帯の表現、中鈷に連結する脇鈷の作り方などから製作年代を南北朝時代から室町時代に推定することができる。

古玩逍遥 服部和彦氏寄贈 仏教工芸. 奈良国立博物館, 2007, p.44, no.26.

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