金銅五種鈴のうち 金銅独鈷鈴・金銅三鈷鈴・金銅宝珠鈴 こんどうごしゅれいのうち こんどうとっこれい・こんどうさんこれい・こんどうほうじゅれい

工芸 / 奈良県 

鎌倉時代 13~14世紀
銅製 鋳造(鈴身・把別鋳) 轆轤成形 鍍金
3口

 五種鈴(ごしゅれい)とは独鈷鈴(とっこれい)、三鈷鈴(さんこれい)、五鈷鈴(ごこれい)、宝珠鈴(ほうじゅれい)、塔鈴(とうれい)の五口を一組とする鈴。大壇上の配置は塔鈴を中心に置いて大日如来(だいにちにょらい)に見立て、四方に残り四鈴を配置し、全体で五智如来(ごちにょらい)を象徴する。この三口はかつて五種鈴を構成していたもので、鈷(こ)以外は同じ形式を見せている。鈴身と把(つか)は別々に鋳造して接合されており、鈴身は肩が張り、把は鬼目(きもく)部分が全体的に太く作られている点に特徴がある。蓮弁は間弁付八葉弁で内側に輪郭を刻み、素文の二線で約している。三口とも鈷部は全体の中では小さめであり、三鈷鈴では脇鈷(わきこ)が牛角形を呈しており、本品が鎌倉時代後期より以降の製作であることを示している。宝珠鈴には別製の火焔(かえん)が付けられていたが、現在は欠失している。

古玩逍遥 服部和彦氏寄贈 仏教工芸. 奈良国立博物館, 2007, pp.46-48, no.28.

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