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春風館賴家住宅(広島県竹原市竹原町) 主屋

しゅんぷうかんらいけじゅうたく しゅおく

概要

春風館賴家住宅(広島県竹原市竹原町) 主屋

しゅんぷうかんらいけじゅうたく しゅおく

住居建築 / 江戸 / 中国・四国 / 広島県

広島県

江戸末期/1855

桁行15.4m、梁間12.7m、一部二階、切妻造段違、南面、北面、
東面庇付、本瓦及び桟瓦葺、表湯殿便所附属、桟瓦葺、
東面祠堂・茶室 桁行4.4m、梁間7.6m、切妻造、南面、北面庇付、
桟瓦葺、
北面台所突出部 桁行6.8m、梁間2.8m、片流れ、下湯殿附属、桟瓦葺

1棟

広島県竹原市竹原町3876番地

重文指定年月日:19881219
国宝指定年月日:

重要文化財

竹原の頼家は頼山陽をはじめ、江戸時代後期に多くの儒学者を輩出した家柄である。春風館頼家住宅と復古館頼家住宅は竹原市竹原地区重要伝統的建造物群保存地区内にある。
 春風館は、山陽の叔父であり、安芸藩の儒医であった頼春風の居宅として建てられた。現在の屋敷構えは道路に面して長屋門を建て、その奥に主屋を配していて、武家屋敷の構えに似ている。主屋の背後には裏座敷、納戸蔵、米蔵などの附属屋をもち、主屋の座敷の前後に飛石や手水鉢を配した庭をつくるなど、規模の大きな上層の町家の特徴をよく示している。各建物の質もよい。

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