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波龍蒔絵小鼓胴

なみにりゅうまきえこつづみどう

概要

波龍蒔絵小鼓胴

なみにりゅうまきえこつづみどう

漆工 / 能楽 / 東京都

江戸時代前期/17世紀

木製・挽物・漆塗・蒔絵

直径10.0cm 高25.8cm 重量453g

1筒

渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂

収蔵品番号 GK1

独立行政法人日本芸術文化振興会

未指定

小鼓は能楽で用いる打楽器で、胴・革・調べ緒からなる。胴は全長約25センチで、主に桜材で作られている。革は直径約20センチで、若い馬の革を多く用いる。胴と革は調べ緒で連結され、演奏中は調べ緒の締め付け具合で音色を変化させる。また、革に息を吹きかけたり唾液をつけたりすることで湿度を保ち、柔らかな音を維持する。
 請(うけ)に段カンナがある小鼓胴で、外側は黒蝋色塗地に縦構図の波に、龍を平蒔絵で表す。蒔絵の大部分は摩滅している。
 GK1~3の胴・表革・裏革とで、一具で伝わっている。

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キーワード

/ 調べ / 小鼓 /

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