紙本白描東大寺戒壇院扉絵図
しほんはくびょうとうだいじかいだんいんとびらえず
概要
本図は『高山寺経蔵聖教内真言書目録』(建長3年=1251)所載の「東大寺戒壇院扉絵図一巻」に相当するとみられるもので、東大寺戒壇院に安置された華厳経厨子一基の扉絵を写したものと考えられる。同厨子は天平勝宝7歳(755)10月の戒壇院供養法会に合わせて造立されたとみられる。唐代絵画の影響を受けた天平盛期の仏教絵画の様を偲びうる数少ない作品として中国・日本絵画史上に貴重である。
しほんはくびょうとうだいじかいだんいんとびらえず
本図は『高山寺経蔵聖教内真言書目録』(建長3年=1251)所載の「東大寺戒壇院扉絵図一巻」に相当するとみられるもので、東大寺戒壇院に安置された華厳経厨子一基の扉絵を写したものと考えられる。同厨子は天平勝宝7歳(755)10月の戒壇院供養法会に合わせて造立されたとみられる。唐代絵画の影響を受けた天平盛期の仏教絵画の様を偲びうる数少ない作品として中国・日本絵画史上に貴重である。
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