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大阪湾南岸のタコツボ漁具

おおさかわんなんがんのたこつぼりょうぐ

概要

大阪湾南岸のタコツボ漁具

おおさかわんなんがんのたこつぼりょうぐ

有形民俗文化財 / 江戸 / 明治 / 大正 / 昭和以降 / 近畿 / 大阪府

大阪府

近世期~現代/2016

1.マダコツボ 土師質 2.マダコツボ 土師質 水抜き孔1つ有り 3.マダコツボ 土師質 4.マダコツボ 土師質 5.マダコツボ 土師質 水抜き孔7つ有り 6.マダコツボ 土師質 7.マダコツボ 土師質 8.マダコツボ 土師質 9.マダコツボ プラスチック (中にコンクリート) 10.マダコツボ プラスチック(中にコンクリート) 11.マダコツボ コンクリート 12.マダコツボ 土師質・コンクリート 蓋付 13.マダコツボ プラスチック(中にコンクリート) 蓋付 14.タコカゴ 金属(フレーム)・ナイロン(網) 15.イイダコツボ 土師質 16.イイダコツボ 土師質・コンクリート 17.イイダコツボ サルボウガイ 18.イイダコツボ アカニシガイ 19.イイダコツボ 土師質 20.イイダコツボ ガラス 21.ウケ ビニールシート・発泡スチロール・竹・鉄筋・ゴムチューブ・ナイロン綱 22.オモリ コンクリートブロック・ゴムタイヤ・ナイロン綱

1.口径13.8 器高23.8 2.口径14.0 器高22.7 3.口径11.3 器高22.2 4.口径10.8 器高21.2 5.口径10.5 器高22.5 6.口径9.0 器高19.5 7.口径14.5 器高27.2 8.口径11.8 器高23.0 9.口径12.2 奥行25.0 10.口径14.3 奥行37.5 11.口径13.0 器高21.5 12.口径11.5 奥行28.5 13.器高20.0 幅20.0 奥行33.0 14.器高20.0 幅45.5 奥行62.5 15.口径5.0 器高10.8 16.口径6.5 奥行12.5 17.縦7.3 横8.5 18.縦12.5 横10.4 19.口径8.0 器高13.0 20.口径5.5 器高12.0 21.縦148.0 幅35.0 奥行24.0 22.縦43.0 横26.0 奥行10.0 (単位:㎝)

22点

大阪府阪南市尾崎町35-1

阪南市指定
指定年月日:20160415
市域を中心とした泉州地域における伝世品や現在使用されているタコツボ漁具

阪南市教育委員会

有形民俗文化財

1・2 近世期 3~8・15~19 近代 9~14・20~22 現代
大阪湾南岸(堺市以南)では、穴に潜むタコの習性を利用したタコツボ漁が日本でいち早く弥生時代中期(約2200年前)に始まったとされており、市域でも、弥生時代末期(約1800年前)のタコツボが発掘調査により発見されています。マダコツボは近世期以降の伝世品や現在も使われているもの、イイダコツボは近代以降のもの、タコカゴは平成20年頃から漁の主流となったものです。また仕掛けに使われるウケ(ウキ)やオモリといったタコ漁の用具も含まれています。現地点で、市内でタコツボ漁を専業として行っているのは2軒のみになりました。これらは有形文化財である「大阪湾南岸のタコツボ漁具」と併せて、技法の移り変わりやタコツボ漁の歴史をうかがうことができる、後世に伝えるべき重要な資料です。

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