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大阪湾南岸のタコツボ漁具

おおさかわんなんがんのたこつぼりょうぐ

概要

大阪湾南岸のタコツボ漁具

おおさかわんなんがんのたこつぼりょうぐ

土器・土製品類 / 弥生 / 古墳 / 飛鳥 / 奈良 / 平安 / 室町 / 鎌倉 / 南北朝 / 近畿

不明

大阪府

弥生時代末期~中世期

1.マダコツボ 弥生土器 出土品 2.マダコツボ 土師質 釣鐘形 出土品 3.マダコツボ 土師質 壺形 出土品 4.マダコツボ 土師質 砲弾形 出土品 5.イイダコツボ…

1.口径10.3 器高24.2 2.残存器高10.0 残存幅11.5 3.口径12.0 器高18.0 4.口径14.2 器高28.5 5.残存器高6.5 幅9.0 6.残存器高11.8 幅7.0 (単位:㎝)

6点

大阪府阪南市尾崎町35-1

阪南市指定
指定年月日:20160415

有形文化財(美術工芸品)

1.弥生時代末期 2.飛鳥・奈良時代 3.平安時代 4.中世期 5.古墳時代 6.飛鳥・奈良時代
 大阪湾南岸(堺市以南)では、穴に潜むタコの習性を利用したタコツボ漁が日本でいち早く弥生時代中期(約2200年前)に始まったとされており、市域でも、弥生時代末期(約1800年前)のタコツボが発掘調査により発見されています。それ以降も、わずかな空白時期はあるものの、江戸時代に至るまでのタコツボが出土しており、タコツボ漁が継続して行われていたことがわかります。特に、鎌倉時代(約830~680年前)のタコツボを焼いていた窯も確認されており、当時盛んにタコツボ漁が行なわれていたことがうかがえます。これらは有形民俗文化財である「大阪湾南岸のタコツボ漁具」と併せて、技法の移り変わりやタコツボ漁の歴史をうかがうことができる、後世に伝えるべき重要な資料です。

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キーワード

弥生 / / 土器 / 口径

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