相撲練り道具・衣装 すもうねりどうぐ・いしょう

有形民俗文化財 / 昭和以降 / 愛媛県 

昭和以降/平成5(1993)年
立体
高さ145cm
一式
愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2
愛媛県歴史文化博物館

南予地方では神社の祭りの際に相撲を行うところが多く見られる。行司役と関取役を子供が務め、秋祭りの日に、地区内の家々を、相撲甚句を唄いながらめぐり歩く。八幡浜市域には唐獅子・鹿踊・相撲練り・神楽・牛鬼といった南予地方独特の各種の民俗芸能が数多く伝承されている。愛媛県全域を見渡しても民俗芸能の種類が豊富で、その数も突出している。相撲練り・相撲甚句を行っている地域は相撲の盛んな地域でもある。大相撲の元横綱前田山・元大関朝汐(八幡浜市)や元関取玉春日(西予市)の地元では相撲練りが行われている。この相撲練り衣装・道具は八幡浜市保内町楠町の10月23日の八幡森神社の秋祭りで使われたもので、小学校3〜6年生が務める。力士10名・大行司1人・小行司1人・旗持ち1人の計13人で構成され、行司は裃を着用し、力士は腰に刺繍で装飾された化粧回しを着ける。午後の本祭りでは力士(大関・関脇・中・男山・振出)が練り歩く。行司は口上を披露したり、大関の弓取りも行われる。神社祭礼の練り行列の一つに「相撲甚句」が組み込まれている例は全国的にも珍しく、南予独特の民俗文化財といえる。

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