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モレル・ダルルー伯爵夫人と息子

もれる・だるるーはくしゃくふじんとむすこ

概要

モレル・ダルルー伯爵夫人と息子

もれる・だるるーはくしゃくふじんとむすこ

素描

カサット、メアリー  (1845-1926)

かさっと、めありー

アメリカ

1906年頃

パステル、カンヴァス

83.8×67.0cm

1

カサットは、アメリカで生まれ、主にパリで仕事をした女流画家。ドガの知遇を得、印象派の運動にも参加したが、自らの芸術の独自性を失うことなく、円熟期には、堅固な構成、力強い形態を作り上げた。モレル・ダルルー伯爵夫人はカサットの友人で、本作は、その息子が2歳の時の作品である。パステルの特徴を生かした明るい色調と柔らかい肌の仕上がりは、同時代のパステル画の名手であるドガやルノワールと比肩しうる。

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