福岡県立福岡高等学校校舎
ふくおかけんりつふくおかこうとうがっこうこうしゃ
概要
福岡県立福岡中学校は大正6年(1917)4月に開校した。当初、仮校舎で授業が行われていたが、手狭になったため、大正8年(1919)建設途上にあった木造の新校舎に移転した。新校舎が完成して間もない昭和2年(1927)6月、不審火により木造校舎は全焼し灰燼に帰した。学舎を失った関係者の衝撃は大きかったものの再建に向けた気運は高く、当時の福岡県営繕課の設計監理のもと、鉄筋コンクリート造3階建の新校舎の建設が同年12月には始まり、昭和4年(1929)4月には竣工、同年10月に落成式が執り行われた。