成合寺谷古墳
なりあいじだにこふん
概要
成合寺谷古墳
なりあいじだにこふん
福岡県
みやま市瀬高町東部の標高60mの丘陵上に位置する装飾古墳。顔料彩色は前室及び後室の周壁、袖石、楣石下面、石棚天井石前縁部と袖石で確認されており、そのうち現状で図文が確認できるのは石棚天井石前縁部のみ。赤色三角文、それと隣り合う白色菱形文、塗り残しの結果つくり出された緑色の三角文によって、上下の連続三角文と中央の菱形文という図文を構成している。その他の部分は赤色顔料が確認できるが剥落が著しく、現状で図文は確認できない。調査終了後石室を埋め戻し、前室部への土嚢の積み上げ等を行って、保存措置を講じている。
福岡県みやま市瀬高町本吉字成合寺795番1の一部
福岡県指定
指定年月日:20130329
宗教法人 諏訪神社
記念物