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濃茶地鳳凰花唐草模様素襖

こいちゃじほうおうからはなもようすおう

概要

濃茶地鳳凰花唐草模様素襖

こいちゃじほうおうからはなもようすおう

染織 / 能楽 / 江戸 / 明治 / 東京都

江戸後期~明治・19世紀

素襖:丈74.0 裄97.6 長袴:丈162.4 腰幅24.5

1具

渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂

収蔵品番号 KS8

独立行政法人日本芸術文化振興会

未指定

 狂言に使用する素襖は、武家で無位無官の者が着用する素襖にならった上下共裂の装束で、下の袴は長袴となる。武家で五位の諸大夫が着用する大紋に似るが、紋が小さいこと、紋の位置に付ける緒や菊綴が丸組の組紐でなく、革緒であることが異なる。
 濃茶麻地に2枚の染型を使い、地文のように大柄な花唐草を配し、上文のように鳳凰と花唐草を配した機知に富んだ意匠。胸と背と袖、長袴の腰板と相引の薺紋には、内側に自紋とみられる「井桁に桜紋」が据えられている。

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キーワード

素襖 / 長袴 / Shibuya /

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