紬織着物 おだまき つむぎおりきもの おだまき

染織 

志村ふくみ (1924(大正13)年-)
シムラ・フクミ
昭和62年/1985
絹 紬
裄 丈
1領

志村ふくみは、自然染料で自ら糸を染め、紡ぎを制作しています。この作品は植物の“おだまき”をイメージしています。苧環(おだまき)は、キンポウゲ科の多年草で、4月5月頃長い花茎の先に青紫色の花を咲かせます。作品の縦横に走る格子柄のなかに見える、青紫色の格子が“おだまき”の花を表現しているのでしょう。可憐な“おだまき”の風情が感じられます。志村ふくみは、大正13(1924)年滋賀県近江八幡市生まれ。昭和17(1942)年に文化学院を卒業。昭和30(1955)年、染織の道を志し、郷里の近江八幡で植物染料による染織の研究を独自に始める。昭和32(1957)年の第4回日本伝統工芸展に初出品で入選。翌5回展から第8回展まで紬織り着物により、連続して4回の受賞を重ね、昭和37(1962)年の第9回展からは特待出品者となり注目された。日本の伝統である紬織りを、作者自身の豊かな感性と想像力を生かし、古来の単純な縞、絣を用いながら芸術作品にまで発展させた。昭和55(1990)年、重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)に認定され、平成5(1993)年文化功労者となる。文筆活動も行い、著書に昭和58(1983)年「一色一生」「語りかける花」などがある。

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