日本画 

上村松園 (1875-1949)
ウエムラ、ショウエン
昭和19年/1944
彩色・絹本・額(アクリル等)・1面
172.0×72.0
右下に落款、印章
戦艦献納展 帝室博物館表慶館 1944


上村松園(うえむらしょうえん)(1875−1949)
UEMURA,Shoen

Shizuka
1943(昭和18)年
絹本彩色・額装 172.0×72.0㎝
戦艦献納展(帝室博物館表慶館 1944)

源義経の側室であった京の白拍子(しらびょうし)静は、吉野に落ちた義経と別れて京都に帰る途路、浦えられて鎌倉に送られた。鶴岡八幡宮において歌舞を披露するよう源頼朝に求められると、その面前で「静や静」と義経を恋う舞を舞ってみせた。松園の美人画は、しばしば作家自身の精神を映した自画像であるといわれる。家業を支え、また娘の画業を励まし続けた気丈な女性を母に持ち、また明治の女性として男性に伍して大成するための苦難に耐えた作家その人に似て、華やかな色彩に彩られながらも、この画面の静は強さと厳しさとを備えているようだ。

作品所在地の地図

関連リンク

チェックした作品をもとに関連する作品を探す

新螢(にいぼたる)
母子
母子

上村松園

母子〈上村松園筆/絹本著色〉
序の舞〈上村松園筆/絹本著色〉
春宵
春宵

上村松園

ページトップへ