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宝光寺経蔵

ほうこうじきょうぞう

概要

宝光寺経蔵

ほうこうじきょうぞう

建造物 / 江戸 / 中部 / 新潟県

新潟県

近世

木造、重層三間堂、宝形造、銅板葺、頂部相輪付

高さ11cm26cm、面積45.5㎡

1棟

新発田市諏訪町2丁目4番17号

新発田市指定
指定年月日:20150403

宗教法人 宝光寺

有形文化財(建造物)

 宝光寺は、新発田藩主の菩提寺としてその姿を今によく伝えている。曹洞宗寺院の建造物の配置も本堂と山門の間の両脇を回廊で結び、中央を前庭にする等、この宗派の境内形態をよく残している。
 経蔵の構造は明快で、中央に四天柱を建て、この柱が上層の側柱となる。下層はこの四天柱の周囲を取り囲むように側柱を建て、軒・屋根を構築している。身舎(母屋)と裳階(下屋)の区別が容易に理解できる。軸部の内観、外観は観察可能な範囲においては保存度が高い。
 また、化粧垂木の割付けと斗組の関係は六支掛として、その完成度は高く、用材はケヤキ材を多用し、他の用材も含めてよく吟味されている。
 さらに、内部に納められた八角輪蔵も保存状態が良く、現在も回転可能である。

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キーワード

経蔵 / 本堂 / /

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