笑いの稽古 わらいのけいこ

陶磁 

熊倉順吉 (1920(大正9)年-1985(昭和60)年)
クマクラ・ジュンキチ
昭和49年/1974年
陶器
高52.0 45.0×20.0
1点

熊倉順吉は陶芸の原点である土という素材に立ち返り、その特性を生かした、量塊性と生命力に満ちた造形を追及しました。この作品は土の塊のようなどっしりとした重量感を示すとともに、焼き肌には日本陶芸特有の渋い味わいがあります。張り出た太鼓腹に子どものような愛らしい手が添えられ、そのアンバランスが笑いをさそいますが、土色でふくよかな佇まいは、豊穣と子孫繁栄への願いがこめられた縄文時代の土偶をも想起させます。
作者は京都府に生まれ、陶磁器の伝統的技法を学んだ後、次第にオブジェ焼(用途を持たない陶芸作品)を制作するようになり、前衛的な陶芸家集団、走泥社(そうでいしゃ)の主要メンバーに。土の量塊性を印象づける作風を特色としつつ、時にそれらは釉薬や色土、白化粧、金泥など多彩な技法で彩られました。オブジェ制作の一方でクラフト(芸術性を重視する現代的な実用陶磁)制作や庭園用陶器のデザインなどにも携わりました。

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