花瓶(一対) かびん(いっつい)

工芸  金工 / 大正 / 日本 

高橋 萬治(3代) (1942)
たかはしまんじ(さんだい)
1919(大正8)年
H25.7
1点

三代高橋萬治について、これまで記されてきたことはさほど多くない。彼の経歴の最初に登場するのは、多くの場合、南部鋳金研究所の創設時(大正3年)に職工長を勤めたということである。この時萬治はすでに34歳。その後の業績についても、大正9年の全国金工品共進会での技術賞一等賞受賞、彫刻家の堀江尚志が作った原型の鋳造など、知られている事柄はごく限られている。これらの情報や遺された作品から、萬治が非常に優れた鋳造技術の持ち主であったという以上のことを知るのは難しい。現在彼の花瓶は「美術品」として扱われ、彼自身は鋳金の「作家」と呼ばれるが、当の本人が自分の作品や自分自身についてどのように考えていたのかは、実はよくわからないのである。画家や彫刻家に比べて、工芸に携わった人々、中でも地方で活動を展開した人々については、さほど古い時代でないにも関わらず、依然として不明な部分が多い。彼らの仕事を再評価することは今後の大きな課題であろう。

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