青森県
江戸~明治時代
木製 漆塗
縦5.8~15.5㎝ 横2.9~13.5㎝
514枚
青森県弘前市大字下白銀町1-6 弘前市立博物館
青森県重宝
弘前市 津軽家旧蔵品
地方指定文化財
江戸後期から明治前期にかけて津軽で塗られた手板である。江戸後期に塗られたと思われる手板454枚の色彩は、『塗物伝書』、『塗物秘伝書』の色漆精製の仕様に書かれている赤漆、青漆、黄漆が使われている。また、意匠の特徴は、『工芸史料』に、「彩漆で文様を描く」と書かれているように、文様が細筆で手描きされている点にある。明治に入ってから塗られたと思われる手板は60枚である。