旧唐津銀行本店 (附 ・ 棟札一枚 明治四四年六月四日) きゅうからつぎんこうほんてん(つけたり むなふだいちまい めいじよんじゅうよねんろくがつよっか)

近世以前その他 / 明治 / 九州 

佐賀県
明治後期/1912
煉瓦造、地上二階建、地下一階、スレート葺、北西隅塔屋付、塔屋スレート葺、北面西端に煉瓦塀附属
建築面積314.9㎡、間口23.3m、奥行13.3m
1棟
佐賀県唐津市本町1513番地15
佐賀県指定
指定年月日:20170411
有形文化財(建造物)

1)辰野金吾(1854年~1919年)
1854年(嘉永7年)唐津生まれ。唐津藩の洋学校「耐恒寮」で高橋是清や曽根達蔵と出会い、工部大学校でイギリス人建築家ジョサイア・コンドルに学んだ。日本人初の建築学科教授として建築における美術的側面の教育を重視し、日本の建築家の第二世代と言われる伊東忠太や長野宇平治、関野貞、武田五一等を育てるとともに、現在の日本建築学会を立ち上げるなど、日本の建築界の基礎をつくった。また、日本銀行本館や東京駅などの国家を代表する建築を手がけた建築家として日本に建築家としての職能を確立し、特に東京駅に代表される白色のストライプが映える赤煉瓦の様式建築で、いわゆる「辰野式」とよばれる建築を全国に残した建築家として、日本近代建築の父と称される。
2)田中 實(1885年~1949年)
明治18年(1885)東京生まれ。明治41年(1908)東京帝国大学工科大学建築学科を卒業後、清水組に入社、27歳の時に唐津銀行本店の設計を任される。清水組では大正9年(1920)から昭和2年(1927)まで六代目技師長を務め、大正12年3月から10月にかけて清水康雄に随行して欧米を視察するなど、清水組のデザインをリードしつつ多くの作品を残している。昭和2年清水組を退職し、辰野の後を受け、昭和3年(1928)に葛西・田中建築事務所を開設、昭和14年(1939)には日本大学工学部建築学科の教授となった。
3)旧唐津銀行本店は、平成11年度に建物の劣化調査・耐震診断調査、活用基本計画の策定が行なわれ、平成20年6月23日から平成22年3月19日にかけて保存修理(半解体工事)・構造補強・整備活用工事が実施されている。当時は北側に附属棟が接続して…

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