写経断簡「一字奇特仏頂経 先行品第四」
いちじきとくぶっちょうきょう
概要
「一字奇特仏頂経」
【内容】
3巻。全9品によって構成されている。一字輪王仏頂の明呪には広大なる威徳があり、この法を成就する者には天帝釈も半座を分けて譲るほどであると強調し、どのような修法にもまして威力があるとし、毘那夜迦等の障りとなる者を駆除して、意願を満足することを中心としている。9品の名称は、現威徳品第一、印契品第二、曼荼羅儀軌品第三、先行品第四、成就毘那夜迦品第五、説法品第六、調伏一切障毘那夜迦天王品第七、最勝成就品第八、菩薩蔵品第九である。他の仏頂系儀軌のなかでも、少しく密教色を強めたものということができる。
大蔵経全解説大事典(1998年)より抜粋
写経断簡「一字奇特仏頂経 先行品第四」をもっと見る
巻菱湖記念時代館をもっと見る
所蔵館のウェブサイトで見る
巻菱湖記念時代館文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs