正福寺のシダレザクラ
しょうふくじのしだれざくら
概要
正福寺のシダレザクラ
しょうふくじのしだれざくら
石川県
正福寺の境内に所在する。本堂に向かって右側に2本並んでおり、本堂側の桜は胸高幹周1.62m、樹高約8m。山門側の桜は根本から三叉に枝分かれしており、それぞれ胸髙幹周0.81m、0.83m、0.94m、樹高約10mを測る。例年3月末から4月上旬に、小ぶりの5花弁の花を咲かせる。
この桜は、明治11年(1878)頃に本堂建替えの記念として植えられたと伝承する。エドヒガンの変種であるシダレザクラは県内の在来種ではなく、また一重の花であることも、市内では珍しい。本住寺のシダレザクラと同種とみられるが、関連は不明。
平成29年(2017)に台風の被害を受けたため、大掛かりな枝おろしをおこなっており、樹勢の衰えが心配されている。
石川県珠洲市若山町大坊18-甲81
珠洲市指定
指定年月日:20200326
宗教法人 正福寺
記念物