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上ノ國八幡宮本殿

かみのくにはちまんぐうほんでん

概要

上ノ國八幡宮本殿

かみのくにはちまんぐうほんでん

宗教建築 / 江戸 / 北海道

江戸/1699

木造一間社流造、こけら葺

1棟

檜山郡上ノ国町字上ノ国409

指定年月日:平成29年3月31日

北海道指定有形文化財

上ノ國八幡宮本殿は、北海道内に現存する神社建築としては最古の建造物とみられ、その建築年は元禄12年(1699年)と推定される。本殿の規模と形式は、一間社流造であり、屋根は緩やかな反りをつけ前面の向拝まで延びている。本殿の妻面の虹粱と大瓶束、母屋の木鼻などの絵様と刳形は張りのある洗練された意匠である。長く覆屋で保護されてきたことから、全体的に木部の風蝕が少なく保存状態も良好である。
以上のことから、上ノ國八幡宮は江戸前期の形態をよくとどめ、北海道における神社本殿として歴史的価値の高いものである。

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キーワード

本殿 / 流造 / / 八幡宮

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