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顕証寺
 本堂
 庫裏
 長屋門
 西長屋
 東長屋
 渡廊
 表門及び脇築地塀
 鐘楼
 手水舎
附:棟札

けんしょうじ
 ほんどう
 くり
 ながやもん
 にしながや
 ひがしながや
 わたろう
 おもてもんおよびわきついじべい
 しょうろう
 ちょうずしゃ
つけたり:むなふだ

概要

顕証寺
 本堂
 庫裏
 長屋門
 西長屋
 東長屋
 渡廊
 表門及び脇築地塀
 鐘楼
 手水舎
附:棟札

けんしょうじ
 ほんどう
 くり
 ながやもん
 にしながや
 ひがしながや
 わたろう
 おもてもんおよびわきついじべい
 しょうろう
 ちょうずしゃ
つけたり:むなふだ

住居建築 / 明治 / 江戸 / 近畿 / 大阪府

大阪府

江戸~明治初期

本堂 入母屋造、向拝三間、本瓦葺/庫裏 切妻造、本瓦葺/長屋門 入母屋造、本瓦葺/西長屋 東西棟:入母屋造、本瓦葺 南北棟:切妻造、本瓦葺/東長屋 東入母屋・西切妻造、本瓦葺/渡廊 切妻造、本瓦葺/表門及び脇築地塀 表門:四脚門 潜戸付、切妻造、本瓦葺 築地塀:本瓦葺/鐘楼 切妻造、本瓦葺/手水舎 切妻造、本瓦葺
附:棟札  2枚

本堂 桁行33.68m、梁行32.20m/庫裏 桁行15.92m、梁行13.94m/長屋門 桁行14.20m、梁行3.63m/西長屋  東西棟:桁行15.77m、梁行13.07m 南北棟:桁行5.91m、梁行3.94m/東長屋 桁行30.94m、梁行5.88m、下屋0.96m/渡廊 桁行11.27m、梁行3.05m/表門及び脇築地塀 表門:間口5.67m 築地塀:総延長40.5m/鐘楼 桁行3.66m、梁行3.85m/手水舎 桁行3.49m、梁行2.24m

9棟附2枚

八尾市久宝寺四丁目4-3

大阪府指定
指定年月日:20190322

宗教法人 顕証寺

有形文化財(建造物)

顕証寺は「久宝寺御坊」と称する浄土真宗本願寺派の別格別院である。
創建は、本願寺第8世の蓮如によるもので、明応年間に「西証寺」として建立された。この地域は旧大和川流域の交通の要所として栄え、中世末期には顕証寺を中核として久宝寺寺内町が形成され、発展した。
天文8年には実淳が「顕証寺」と名を改め再興し、慶長5年からは河内国中11郡の触頭として真宗寺院を支配したが、大坂冬の陣・夏の陣において辺りは焼け野原になった。現在の本堂の再建や表門の建立にあたっては本願寺工匠職が指導しており、本山である本願寺(西本願寺)と古くから密接な関係を持つ、河内地域を代表する有力寺院として存続してきた。
現在の顕証寺は久宝寺寺内町の南端に位置する。境内中央に本堂を配し、本堂の西側背面に庫裏を置く。敷地の北面は北西隅に西長屋を配し、その東に長屋門、東長屋と続く。東長屋と本堂とは2階建の渡廊で結ぶ。また境内地東面の中央には表門を開き、その両脇に築地塀が連なる。また表門の南側には手水舎が、境内南東隅には鐘楼が位置する。

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