染付西洋風景図皿 そめつけせいようふうけいずさら

陶磁 /  

景徳鎮窯
清時代/17世紀末~18世紀初期
磁器
高2.7 径20.3 高台径12.3
1枚


来歴:1983神戸市立博物館

参考文献:
・神戸市立博物館『神戸市立博物館所蔵 阿蘭陀絵伊万里とびいどろ・ぎやまん展―江戸のオランダ趣味―』(福山市立福山城博物館、1998)

オランダから中国・景徳鎮窯、日本・有田窯に同時期に注文されたと考えられている西洋風景図皿。見込みには、三角帽子を被った人物が3人配され、画面右手の女性は動物(犬か)を連れています。女性の上部に描かれる長方形や三角形の事物は、海岸に停泊する船の帆柱を表していると推定され、本風景図は西洋の港町を描いているのでしょう。縁には染付の濃淡を活かした波状文が周囲を彩っています。裏面腰部分は3カ所の花枝文を配し、高台畳付は露体となっています。

本作のような西洋風景図を見込みに施した作例は、17世紀後半から輸出向けに製作されたと考えられています。オランダの風景画家であるフレデリック・ファン・フライトム(Fredereik van Frytom, 1632-1701)が手掛けた作例が手本と考えられていることから、フライトムスタイルと称されています。


【近世・近代の漆工・陶磁器・染織】

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