異国風景図ガラス絵 いこくふうけいずがらすえ

ガラス / 江戸 

画者不詳/ヨーロッパ製の板ガラスに日本で加飾ヵ
江戸時代/19世紀前半
板ガラスに彩画
ガラス部分24.5×71.0 額寸33.2×79.7
1面
池長孟コレクション

来歴:池長孟→1951市立神戸美術館→1965市立南蛮美術館→1982神戸市立博物館

参考文献:
・西村貞『日本初期洋風画の研究』(全国書房、1945)
・浜松市美術館『世界のガラス絵展』(毎日新聞社、1974)
・神戸市立博物館『ギヤマン展あこがれの輸入ガラスと日本』(2014)

ガラス絵とは、板ガラスの裏面に荏油(えのあぶら)や膠(にかわ)を媒材とした顔料で絵を描くものです。江戸時代には、「びいどろ絵」「玉板油絵」などと呼ばれていました。『画本彩色通』によると、表面に下絵を貼り、裏面からはじめに輪郭線を引き、その後彩色を施していくと解説されています。

本作は、当時輸入されたヨーロッパ製の板ガラスに、長崎で異国風景が描かれたと考えられています。画面左右に配されたドーム形や尖塔形の建物は、当時輸入されていた銅版画などを参考に描かれたのでしょう。

【びいどろ・ぎやまん・ガラス】【江戸の絵画】

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